2012年1月19日木曜日

はじめまして

英数研究室  数学ブログです。
学習塾の本来あるべき指導の姿とは「生徒に教えすぎることなく自分で考えさせることである」という思いのもと、昨今の手取り足取り指導を謳う塾業界に一石を投じるため、大泉英数研究室を開設いたしました。
「塾に通って手取り足取り指導してもらって成績が上がった」と喜ばれる保護者の皆さんには、「いつまで手取り足取り教え続けるのか?」「手取り足取り教えることが本当に子供の人間的成長にとって+になるのか?」「手取り足取り教えることで自分では何も考えられない人間にしてしまってはいないか?」という疑問を是非とも持っていただきたいと思います。

このような思いでの開設から早いもので10年の月日が流れました。
時代に逆行する考えなのか、中々理解がえられませんが、それでも理解して下さった少数派の保護者の皆様と生徒たちに支えられてここまでやってくることができました。
我々の思いが時代に逆行していたとしても、正しいということは卒業生達が築いた実績が物語っています。
簡単ながら当室の指導メソッドをご紹介いたします。

~本物の思考力をつける確かな指導メソッドと実績~
一般的原理から具体的な事象を導き出す演繹法(具体化)と、
具体的な事象から一般的原理を導き出す帰納法(抽象化)。
有形無形の森羅万象に潜む真理を導き出すために人類が生み出した思考法です。
英数研究室では、
「演繹(具体化)する力+帰納(抽象化)する力=思考力」と定義。
英語・数学の学習を通じて、演繹(具体化)・帰納(抽象化)を意識・習慣化させる指導メソッドが思考回路を育て、本物の思考力獲得へと導きます。

開設以来10年間、一貫してこの理念の下に、高校受験を成長過程における通過点として捉え、将来の大学受験さらには大学・大学院での研究、仕事に結びつく思考力の獲得を第一義に指導してまいりました。そのため、短期的な学力アップを図るだけで、本物の思考力獲得には妨げとなる長時間に及ぶ講習・特訓授業・合宿・志望校別対策授業を一切排除するなど他塾とはシステムが全く異質です。
また、指導メソッドの面でも、問題数をこなすことで無自覚に成績アップを図る「量の学習」を否定し、最小の問題数で演繹・帰納を意識する「質の学習」が身につくように構築しています。この学習法は宿題量が少なく、短期的な成績アップには結びつきにくい側面があるのも事実です。
しかしながら、長期的視野に立てば、一部の優秀層だけでなく一般的な学力の生徒にも有益であることを当研究室の難関高校進学率(多くの大手塾が発表している“のべ合格者数”ではありません!!)や大学進学実績が証明していると考えています。
http://eisuken2002.jimdo.com/実績/