2015年2月5日木曜日

2/5 数学Ⅱ ~なぜ?同じ問題だと気付けないのか??~

今回は前回行った平成18年早大本庄高校の過去問を解説した。全体の8割以上が授業で扱ったことのある問題だが、驚くほど平均点は悪く、最高点も低かった。
自分のような者からすれば、これまで演習した過去問の学校と同レベルに見えても、生徒にはそう感じられないというのが、難関校たる所以なのかもしれない。

そこで、解説では今回のテストのどの問題がテキストのどの例題と同じなのかを言ってみせた。そこまで言われると生徒の方も納得せざるを得ない。本来できてしかるべきであるということを!
では、なぜ同じ問題だということに気付けないのか? 
それは、その問題が自分で分かっていると思っているほど分かっていないからである。
同じ問題であるということに気付けるようになるにはどうすればよいのか?
これに魔法の方法はない。とにかく同じ問題を繰り返し復習することしかない。そしてただ問題を解くだけでなく、その問題の論点をしっかりと認識することである。それを嫌がって新しい問題ばかり解いても本当の力はつかないのだ。
2/2「祝・数学全国模試1位  そしてその極意は」も参照していただきたい。


宿題は今日の復習と各自のペースでこれまでの総復習を進めていくこと。