2013年9月23日月曜日

9/21 数学Ⅳ

今日は、前回“軌跡に関する問題”の宿題としてあった「直線と曲線の交点の軌跡」を講義した後、“領域に関する問題”について「不等式の表す領域」「連立不等式の表す領域」「絶対値記号を含む不等式の表す領域」「正領域と負領域」「正領域と負領域の利用」を講義した。

 宿題は今日の復習をしっかりとして、次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。
復習テストには前回以前の問題も数題入れるので、常に以前の復習を怠らないようにすること。

2013年9月22日日曜日

9/21 数学Ⅲ

今回は“確率の基礎概念”の続き「1つの事象内の余事象の確率・出る数字の最大値の確率」「確率の最大値」を講義した後、“独立な試行の確率”について「独立な試行(独立試行)」「独立試行と和の法則」「反復試行の定理(ベルヌーイの定理)」「反復試行」を講義した。

 宿題は今日の復習をしっかりとして、次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。
復習テストには前回以前の問題も数題入れるので、常に以前の復習を怠らないようにすること。

2013年9月21日土曜日

9/20 数学Ⅰ ~皆が信じる中点連結定理の間違った証明~

今日は、前回“関数”の続き「比例・反比例のグラフ」「比例・反比例の式の求め方」を講義した後、“中点連結定理”について「中点連結定理の証明」「中点連結定理の利用」を講義した。

学校の教師は言うに及ばず、すべての教科書とほぼ全ての中学生用参考書(塾テキストも含む)が間違っているのだが、中点連結定理を相似を用いて証明することは許されない。その理由は簡単で、三角形の相似条件を証明するときに中点連結定理の拡張を用いるからである。しかし、そのことすら知らない指導者がほとんどであるのは非常に嘆かわしいことである。

 宿題は今日の復習をしっかりとして、次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。
 また、常に以前の復習を怠らないようにすること。

2013年9月20日金曜日

9/19 数学Ⅱ

今日は“方程式の応用問題(文章題)”について「文章題に用いる方程式について」「方程式の応用問題(文章題)の解き方」「整数の問題」「速さの問題」「濃度の問題」「昨年比の問題」を講義した。


 宿題は今日の復習と総復習テストで出来なかった問題ををしっかりと復習すること。
今後は毎回の復習テストの勉強以外に過去の復習を自ら行っていくこと。

2013年9月16日月曜日

9/14 数学Ⅳ

今日は、前回“軌跡に関する問題”の続き「実践的な軌跡の求め方(順像法)」「実践的な軌跡の求め方(逆像法)」「2直線の交点の軌跡(順像法・逆像法使用の判断,図形的性質の利用)」を講義した。

 宿題は今日の復習をしっかりとして、次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。
復習テストには前回以前の問題も数題入れるので、常に以前の復習を怠らないようにすること。

2013年9月15日日曜日

9/14 数学Ⅲ ~確率空間の設定の違いについて~

前回、“確率の基礎概念”について「確率の基本用語(試行・標本空間・事象・根元事象など)の定義」「確率の定義・確率空間の設定」「確率計算の意味と流れ」について講義して、簡単な確率の問題(中学レベル)を使って、確率空間の設定について厳密な議論を行ったが、今回は「確率空間の設定を上手にすることによって簡単になる問題」「確率空間の設定によって答が変わってしまう問題」「和事象の確率・事象の排反と和の法則」「排反でない事象の和事象の確率」を講義した。

「確率空間の設定を上手にすることによって簡単になる問題」や「確率空間の設定によって答が変わる問題」については他書ではほとんど目にしたことがないが、確率というものを天から降ってきたもののように勘違いしている人が非常に多いので、確率というものは人為的に決めるものであるということを実感してもらいたいという教育的配慮から毎年指導することにしている。
「確率空間の設定を上手にすることによって簡単になる問題」としては


を用いた。この問題の32チームの部分を16チームとして2回戦の部分を何通りかでやらせる問題が、大学受験問題集の中で最も難しいものとして名高い「大学への数学 新数学演習」に掲載されている。その解答は確率空間の設定がヘボいため面倒な計算をしなければならないが、確率空間を上手く設定すればこの問題は即答できる問題である。

 宿題は今日の復習をしっかりとして、次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。
復習テストには前回以前の問題も数題入れるので、常に以前の復習を怠らないようにすること。

2013年9月14日土曜日

9/13 数学Ⅰ ~復習テストと総復習について~

今日は“関数”について「関数(function) の定義」「定義域・値域」「座標平面・座標軸・点の座標」「中点の座標」「対称な点の座標」「象限」「関数のグラフ」「比例・反比例」を講義した。

前回行った第1~14講の総復習テストを返却した。
普段の復習をきっちりしないくせに、テストの点数だけは気にして落ち込む生徒が多いが、復習テストの意味をはき違えないでもらいたい。復習テストは「きちんと復習できていることの確認」の客観的な判断をするものであって、「きちんと復習していることが前提」である。きちんと復習していないのに復習テストを受けてもほとんど意味がないし、ましてやその結果で落ち込むのも全く意味がない。落ち込む暇があるならできなかった問題を一からやり直してもらいたい。

この総復習テストで、普段の復習テストで常に満点近くとれている人でも総復習テストになると、8割を切ってしまうこともあるということが分かったと思う。もちろん、普段の復習テストで8割をとれていない人が、総復習テストで8割をとれることはありえないことである。総復習テストといっても、すべて授業で行った問題と同じもので行っているわけで、実際の入試では見たことのない問題でしかも全範囲でテストされるのだから、やったことのある問題で8割をとれない人は入試では6割もとれないことになると考えるのが正しい判断である。多くの高校が6割近辺に合格ボーダーラインを設定していることを考えれば、それでは不合格になってしまう。そのことをよく頭に入れて、普段から積極的に自ら総復習を行ってもらいたい。

 宿題は今日の復習と総復習テストで出来なかった問題ををしっかりと復習すること。
今後は毎回の復習テストの勉強以外に過去の復習を自ら行っていくこと。