2013年2月16日土曜日

2/15 数学Ⅰ

前回、2次方程式の3つの解法(1)因数分解の利用(2)平方完成の利用(3)解の公式 について学習したが、今回はまず宿題の答え合わせをしながらそれらを復習した上で、実際の問題を解くときの実戦的解法について講義した。
実戦的には、まず与えられた2次方程式の形が平方完成の形をしているかしていないかを見て、していれば(2)で解く。していなければ(通常はしていない)、(1)が可能かどうか考えて、可能なら(1)で解き、無理なら(3)で解く。このようにまとめておけば、いかに2次方程式がシステマティックであり単純であるかが分かるだろう。
休憩をはさんで“三平方の定理”について「三平方の定理の証明」「三平方の定理の逆」「3辺の長さによる鋭角三角形・直角三角形・鈍角三角形の判別」「三平方の定理の利用」「特別な三角形の3辺の比」を講義した。平方根のはじめでも話したことだが、文科省の定める学習順序に囚われてはいけない。平方根も三平方の定理も、小学生の時に三角定規をランドセルに入れた時から身近に接している“数学”だったのだから。


宿題は今日の復習と計算問題集の282。