2013年4月6日土曜日

4/5 数学Ⅰ

今日は、前回の“正の数・負の数の四則計算(2)乗法・除法”の続きとして「乗法と除法の混じった計算」を講義した後、少し計算練習をしてから、“平面の基本図形”について現段階でできうる限り定義を明確にして講義した。具体的には「直線・線分・半直線」「角・角の大きさ(角度)」「垂直と平行」「2点の距離・点と直線の距離・直線と直線の距離」「多角形・内角・外角」「鋭角三角形・直角三角形・鈍角三角形・二等辺三角形・正三角形・直角二等辺三角形・三角形の中線と重心」「台形・平行四辺形・長方形・ひし形」「円(円周)・弧・弦・直径・半径・優弧と劣弧・扇形」とは何なのかを説明した。ほとんど小学校の教科書にも出てくるものであり、知っているものばかりだと思うが、定義は習っていないものばかりなのではないかと思う。数学をパズルとして猛烈な受験勉強をした結果、東大に合格してしまったような人は、自分のことを賢いと勘違いをしてしまうようだが、「円の直径って何ですか?」という質問に「???」となってしまうレベルであることが多い。難関高校や難関大学に合格することは大切かもしれないが、自分の生徒にはそのようにはなってもらいたくないと考えている。

宿題は今日の復習をしっかりとして、次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。