2013年6月9日日曜日

6/8 数学Ⅲ                                 ~基本手法は「考えればできる」のでは役に立たない~

今日は前回“場合の数”の続き、「nCr の注意点」「nCr の等式の証明」「nCr の利用」「重複組合せnHrを講義した。

復習テストの結果だけを見る限り、復習はまずまず出来ているようだが、授業中に不意に既習の基本事項(中学内容)を口頭試問すると答えられない生徒もいた。本当の意味での復習はまだまだできていないようだ。


これまでに学習した「数えあげの基本」はあくまで基本であり、これらを使って入試問題を解かなければいけないのだから、これまでの学習内容は「考えればできる」のでは役に立たない。「考えなくてもできる」状態になっていなければいけないのである。来週からはしばらく“関数”について扱うので、その期間にこれまでに学習した「数えあげの基本」を“考えなくても使える”状態にしておいてもらいたい。


宿題は今日の復習をしっかりとして、次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。
復習テストには前回以前の問題も数題入れるので、常に以前の復習を怠らないようにすること。 特に、「数えあげの基本」は“考えなくても使える”状態にしておくこと。