2012年12月27日木曜日

12/26 大学受験数学Ⅰ~高校数学とICUの入試問題

冬休み時間割ということで、今週は大学受験数学Ⅰは水曜と土曜の2回ある。
土曜はこれまでの続きとして、難関高校入試と高校数学がクロスオーバーする部分を中心に扱うが、水曜日は難関高校入試でも通常は出題されないものを扱う。ただし、国際基督教大学附属高校(ICU)は除く。はっきり言ってICUは何を出題するか分からない。過去には高校数学Cの範囲の二次曲線を出題したこともあるし、高校の教科書には載っていないながらも難関大学でしばしば扱われるカタラン数を出題したことまである。また、今回から扱う三角関数も過去に出題したこともあるので、ICUで出題される可能性のあるものということになれば、高校数学全部ということになってしまうからだ(むしろICUが純粋な中学数学を出題するという印象は全くない)。

今回は“一般角と弧度法・三角関数の定義”として「一般角の定義」「象限の角」「弧度法の定義」「弧度法と度数法の関係」「弧度法を定義する意味」「三角関数の定義」「三角関数の値」を講義した。


宿題は今日の復習をしっかりとして、次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。
また、前回も書いたが、復習テストでどんなに高得点が取れても、総復習テストで得点できないのでは全く意味がない(なぜなら、入試は数学全範囲での総復習テストのようなものな)ので、年明けからは総復習テストしかしないことにする。これまで、総復習テストで数点~十数点しか取れていないような情けない生徒たちには、年明けまでにしっかりこれまでの全範囲を復習しておくことも宿題にしておく。