2013年1月12日土曜日

1/11 数学Ⅰ

今回はまず前回“式の展開”の宿題の答え合わせを行いながら復習した後、“因数分解”の基礎について講義した。
宿題をきちんとやり、乗法公式を自分のものにしてきた生徒にとっては、因数分解の公式(乗法公式の逆向き)は、パズル感覚でとても簡単であったと思う。このあたりも、九九がスラスラ言える人には一桁の自然数の割り算(余りなし)が簡単であるのととても似ている。
次回は今回の基礎を踏み台にして少し発展的な因数分解を扱う。例えて言うなら、2桁の自然数の筆算の割り算(余りなし)といったところか。一桁の自然数の割り算(余りなし)ができない人が筆算の割り算ができないということは言うまでもないことだから、必ずしっかり復習して今回の因数分解の基礎をマスターしてきてもらいたい。

普段は授業の復習以外の宿題は出さない方針だが、今回もそういう訳にはいかない。
因数分解の公式を習得するにはとにかく練習あるのみだからである。
これだけの実績を出しながら、年に数回しか宿題を出さない(そもそも授業の復習は宿題とは言えない)塾は、確実に当室しかないと思うが、その当室ですら、今回は宿題を出さない訳にはいかないと考えているのだから、必ずやってきてもらいたい。

宿題は今日の復習と計算問題集の199~210。