2013年8月11日日曜日

8/10 数学Ⅳ

今日は前回の“数学的帰納法・数列の帰納的定義”の残り、「漸化式の立て方」を数問講義した後、“漸化式の解法”として「漸化式の解法の考え方」「等差数列・等比数列の漸化式」「2項間漸化式」「階差型2項間漸化式(1)」「階差型2項間漸化式(2)の特殊な場合」を講義した。

一般の漸化式は解けないものの方が多いが、大学入試では簡単に解くことのできる特別な形の漸化式しか扱われないので、そのような漸化式の解法を知っておけばよい。つまり、漸化式を解かなければならなくなった時、(今回と次回で学ぶ)漸化式の解法にあてはまるかどうかを考えて、あてはまればその方法で解き、あてはまらなければ、実際に数列を調べてみて一般項を予測して、その予測が正しいことを数学的帰納法を用いて証明する以外に方法はないということである。このようなことを知っておけば、漸化式の解法の方針を誤ることはないというのが非常に重要な点である。

 宿題は今日の復習をしっかりとして、次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。
復習テストには前回以前の問題も数題入れるので、常に以前の復習を怠らないようにすること。