2014年2月16日日曜日

2/14 数学Ⅰ 学問に王道なし but 受験勉強に王道あり

今日は“三平方の定理”について「三平方の定理(ピタゴラスの定理)」「三平方の定理の逆(ピタゴラスの定理の逆)」「直角三角形の辺の長さ」「三角形の3辺から高さと面積を求める方法」「特別な直角三角形の3辺の比」「特別な直角三角形の利用」を講義した。

紀元前に発見された数学史上最も有名な定理の一つである「ピタゴラスの定理」を学習したが、同じくギリシャ時代の数学者として有名なユークリッドにちなんだ言葉として「学問に王道なし」という言葉がある。プトレマイオス王に「幾何学を学ぶのに簡単な方法はないのか?」と尋ねられたユークリッドが「幾何学に王道なし」と答えたことに由来すると言われている。
「王道」とは王様が使う専用の近道のことであり、「学問には簡単に習得できる近道というものはない」という意味である。

しかし、受験数学には「王道(近道)」がある。それは信頼のできる指導者(coach)について、coachが選別してくれた「必要最小限の基本事項と必須重要問題」を理解し、瞬時にできるようになるまで繰り返し練習することである。その指導者が信頼できるかどうかを判断するために、その指導者に習った生徒の合格実績が公開されるべきであって、大きな塾全体の合格者の合算などには何の意味もない。どの教室のどの指導者に習った生徒の結果なのかもわからない合格実績など眺めても何の判断材料にもならない。

  宿題は今日の復習をしっかりとして、次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。
 言うまでもないことだが、常に以前の学習内容の復習を怠らないようにすること。