2012年9月1日土曜日

9/1 大学受験数学Ⅰ~来週から総復習テスト開始(高校生)

前回の“基本的な関数のグラフ・グラフの移動と変形”の続きとして、「グラフの移動・変形」「2次関数のグラフの移動」「2次関数のグラフのかき方」「2次関数のグラフの相似性」「反比例(双曲線)のグラフの移動」「分数関数のグラフの移動」を、そして“2次関数のグラフ”から「2次関数のグラフ」「2次関数のグラフの頂点と軸」を講義した。

宿題は今日の復習をしっかりとして次回復習テストで合格点をとれるようにしてくること。
また、授業中に予告をしたのだが、高校生は来週から授業内容の復習テストに加えて、これまでに学習した内容からの総復習テスト(30分程度のもの)を実施する予定だ。先週分の内容だけの復習テストだと我武者羅に解答を暗記して得点する生徒が出てくるのだ。そういう生徒の答案は見ればすぐにわかるので、注意はするのだが、そもそも暗記科目ではない数学の復習テストを暗記で乗り切ろうというような間違った考えを持っている生徒には効果がないことが多い。そこで、総復習テストを実施することにした。さすがにこれまでの範囲全てを丸暗記してくることはできないだろうから、理解をせずに暗記に頼っている生徒は得点できないはずである。もちろん、総復習テストの目的はそれがメインではない。しっかり理解している生徒でもやはり時間とともにその記憶はあいまいになっていくものだから、復習の機会を与えられればと考えてのことである。こんなことをせずとも、自分から率先して復習してくれればそれに越したことはないのだが、中々そうはいかないのが現実だということくらいは10年も指導をしている者にとっては明らか ( trivial ) な命題である。

先週の復習テストで得点するのは当たり前だが、総復習テストでも得点できるように復習してきてもらいたい。