2012年3月11日日曜日

3/10 大学受験数学Ⅰ

先週の授業「多項式の基本事項」に引き続き、今週は「乗法公式と因数分解の基本公式」を講義した。先週、中学範囲の乗法公式と因数分解については復習してあるので、今回は高校範囲とされている乗法公式と因数分解の公式、複2次式の因数分解、工夫の必要な因数分解を学習した。
「高校範囲とされている乗法公式と因数分解」は“高校範囲”とされているため高校入試で出題されることはないが、憶えて使うだけなので実際はほとんど頭を使うことはない。それに比べれば、「複2次式の因数分解」や「工夫の必要な因数分解」は頭を使うのだが、厳密に“高校範囲”とされているわけではないためなのか、高校入試でも出題されることはある。中学生もしっかり復習してもらいたい。

宿題は、今日の授業の復習と計算練習プリント1枚。
復習テスト(授業で扱ったのと同じ問題5問程度を30分で行う)で満点をとれるようにしてくること。
いつも言っていることだが、同じ問題で8割を割り込むようだと、初めて見る同種の問題では6割をとることはできない。ということは入試なら合格点を取ることはできないということになってしまうということを1日も早く理解して、授業で扱った問題はいつ何時やらされてもほぼパーフェクトにできるようにし続けてもらいたい。それが合格への最短コースである。
沢山の演習などというものは、その先の先くらいのお話なのである。