2012年7月22日日曜日

7/21 大学受験数学Ⅰ

今日は、“メネラウスの定理・チェバの定理”と“三角形の五心”から「メネラウスの定理」「メネラウスの定理の逆」「メネラウスの定理の利用」「チェバの定理」「チェバの定理の逆」「チェバの定理の利用」「重心・内心・外心の存在と一意性」「重心の性質」「内心の性質」「垂心の存在と一意性」を講義した。

今回扱った内容もやはり、前回同様、高校生よりも難関高校受験予定の中学生にとって重要な内容かもしれない。これらの内容が主要大学の2次試験で出題された記憶はほとんどないが、高校入試では最難関高校(国際基督教大学附属含む)で何度も取り上げられている。高校1年生にとっては平成27年からセンター試験の数学Aは選択とはなるものの、3問中2問は解答しなければならず、“場合の数・確率”、“整数の性質”、“図形の性質”からそれぞれ1問の出題が予想されるから、“場合の数・確率”、“整数の性質”のいずれかが不得意の者は、必然的に“図形の性質”からの出題を選択するつもりで対策しておかなければならない。また、数学Bにはなっているものの多くの受験生が選択する“ベクトル”の問題で、分点の公式を使うよりもメネラウスの定理やチェバの定理を用いる方がはるかに早く解ける問題もあるので、やはり身に付けておかなければならないだろう。

来週から夏期特別時間割で授業を実施するので、大学受験数学基礎Ⅰは週に2日(水・土)となる。水曜日は“整数”を土曜日は今回に引き続いて“三角形の五心”から「傍心」と“円の性質”を扱う予定。


宿題は授業の復習をしっかりとして次回の復習テストで合格点をとれるようにしておくこと。