今日は、前回に引き続き“三角形の五心”から「傍心の存在」「傍接円の半径」、“円の性質”から「円周角の定理の逆」「接弦定理」「円に内接する四角形」を講義した。
今回扱った“円の性質”もやはり、高校生よりも難関高校受験予定の中学生にとって重要な内容かもしれない。これらの内容が主要大学の2次試験で出題された記憶はほとんどないが、高校入試では最難関高校(国際基督教大学附属含む)で何度も取り上げられている。高校1年生にとっては平成27年からセンター試験の数学Aは選択とはなるものの、3問中2問は解答しなければならず、“場合の数・確率”、“整数の性質”、“図形の性質”からそれぞれ1問の出題が予想されるから、“場合の数・確率”、“整数の性質”のいずれかが不得意の者は、必然的に“図形の性質”からの出題を選択するつもりで対策しておかなければならないということを忘れてはならない。
宿題は授業の復習をしっかりとして次回の復習テストで合格点をとれるようにしておくこと。