2012年4月14日土曜日

4/14 大学受験数学Ⅱ

今日は、「2次数ベクトル」「単位ベクトル」「2次数ベクトルの最小値」などを学習した。
テキストでは p.294~303にあたる。
高校数学で普通に学ぶベクトルは、定義や名前なども、大学で学習するベクトルとは似て非なるもので、無茶苦茶な内容のため、教えようとすると頭がクラクラしてくる。
数ベクトルのことをベクトルの成分表示といきなり書いていて(成分の定義は書かれていない)、じゃぁベクトルは何なのよ?というと、向きと大きさを持った量などと定義にもならないことを平気で書いている。
教科書を書いているのは大学の先生方であるから、こんなのは嘘八百であることは百も承知なのだが、皆に分かりやすく教科書検定に通るように書くとこうなってしまうのだろうか?
 しかし、まじめに勉強して理解力の高い生徒たちにとってはいい迷惑である。せっかく努力しているのに嘘を教えられるのではたまったものではない。
というわけで、本当のことを書いたうえで、教科書の嘘にもうまく付き合っていけるような教材を書きたいところなのであるが、今は時間の余裕が全くない・・・
授業中に板書と口頭で本当のことを説明するしかない。

宿題は授業内容の復習と授業内でできなかった類題をやっておくこと。
そして次回の復習テスト(授業で扱ったのと同じ問題または宿題のいずれか5問程度を30分で行う)で満点をとれるようにしてくること。