2012年4月1日日曜日

3/31 大学受験数学Ⅱ

今日は「3次関数の最大・最少」を学習した。
テキストでいうとp.214~219を学習した。
文字を含む区間における最大・最小や文字係数を含む場合の最大・最少は2次関数の時とほとんど同じ考え方で、グラフをかけばすべてが解決する。
2次関数と違って、グラフをかくには最初は増減表が必要であるが、3次関数の形は4通りしかないので嫌でも覚えてしまう。ただ、最大・最少を吟味するには既に知られた3次関数の有名事実は憶えておいて使った方がかなり見通しがよくなる。
ということで、多くの参考書には載っていないようなのだが、「3次関数の四等分則」とその使い方を説明しておいた。これはかなり使える性質なので必ず憶えておいて欲しい。実際、これを知っているのと知らないのとでは大きな差が出る問題が過去の東大入試でも出題されている。(東大は思考力を問うとか何とかきれいごとを言っているわりには、この問題のように知っているか知らないかで大きく差のつく問題も平気で出題するのだ。)

宿題は授業内容の復習と授業内でできなかった類題をやっておくこと。
そして次回の復習テスト(授業で扱ったのと同じ問題または宿題のいずれか5問程度を30分で行う)で満点をとれるようにしてくること。