今日は「多角形の内角・外角・対角線」を学習した。
小学生の時から当り前のように使っている三角形に関する定理「三角形のの内角の和は180°である」をはじめとする、多角形の内角・外角・対角線に関する基本的な性質を証明した上で、その性質を使った問題演習をした。
ほぼすべての内容が中学入試をする小学生ならば学習済みの内容である。違うのは「説明」から「証明」に変わったということである。
文科省の定める学習指導要領では「証明」は中学2年生の学習内容(2学期位)ということになっているが、私はそれが正しいとは考えていない。学習時期が中学3年間の真ん中くらいになってしまうせいで、基本的な証明に習熟する時間を割くことができず(どんなに時間をとれたとしても1年が限界である)に入試問題演習を始めなければならなくなってしまうからである。
そこで、当室では基本的な証明を中学1年生から始めることによって、基本的な証明に習熟する時間を十分に取れるようにしている。これなら基本的な証明に2年以上費やすこともできる。
数学に限らず何でもそうであるが、苦手であればあるほど、基本的な内容に接する時間をできる限り増やすことが、苦手克服の鍵である。
宿題は今日の授業の復習をしっかりとして、次回の復習テストで満点をとれるように勉強してくること。また、前回の復習テストの不合格者は連休明けの月曜までに再テストの勉強をしておくこと。さらに、 連休明けの月曜には「正負の計算」の総復習テストを行うので、
中学数学計算問題集http://eisuken2012.blogspot.jp/2012/01/blog-post_24.html の「正負の計算」の範囲をしっかり復習して満点をとれるように何度も繰り返して練習しておくこと。